経営支援事業
経営支援にあたり、コンパスマネジメントで重視しているのは「分かりやすさ」です。
経営状態を表す指標は覚えきれないくらいありますが、経営者が直感的に理解できない指標も多いように思います。
当社で経営支援を行う際は、MG研修で学ぶ「戦略MQ会計」を使って図解します。
「率」による説明を最低限に抑え、最終的には「何をいくつ」のレベルに落とし
込みます。そのため、実際に行動していただく経営者が次の一手をイメージしやすくなります。
経営再生支援
経営改善を行う場合、普通に決算書を見ていると「売上の増加」「仕入の減額」「経費削減」という話になります。
確かに、経費についてはいくらか節約すべき点があるかもしれません。
しかし、これで経営が大幅に改善できるのであれば、赤字企業の数は今より大幅に少ないはずです。
業績を改善するには、社長と社員の行動を変える必要があります。
行動を変えるためには、社員全員が実感できる、身近な数字に落とし込むことが重要です。
戦略MQ会計では通常の決算書に現れない「数量(Q:Quantity)」に着目してそれぞれの数字を要素に分解します。
漠然とした売上高や仕入高が「単価(売上・仕入・粗利)」×「数量」といった『要素の掛け算』になりますので、具体的なイメージを伴った発想が生まれやすくなります。
事業承継支援
自身が後継者として事業を譲り受け、後任者に譲り渡した経験がありますので、双方の立場でご相談をお受けすることが可能です。
また、後継者の育成については、MG(MQ戦略ゲーム)を中心とした研修と個別指導を組み合わせたご提案をさせていただきます。
特に研修については、これまで培ったネットワークを活かし、最適な講師・研修をご紹介することも可能です。
新規事業立ち上げ支援
前職では、最初の大きな仕事として新規事業の立ち上げを行いました。
経営革新計画の認定を取得し、制度融資の活用も行いましたので、補助金・助成金や低利融資についても、経験を踏まえたアドバイスをさせていただきます。
また、新規事業の立ち上げは、その後の運営が特に大変です。新規事業には計画とのズレや未経験のトラブルがつきものです。私も実際に数々のトラブルに見舞われ、チームの助けを借りて解決してきました。
ご縁をいただいた方には「計画を作って終わり」ではなく、その後についてもお手伝いをさせていただければ幸いです。
補助金申請支援
新型コロナウイルスの感染拡大以降、国や地方自治体の補助金が大幅に拡充されました。そのうち、事業再構築補助金やものづくり補助金等、補助金額が大きく競争の激しい補助金については、事業者ご自身で補助金申請書類(事業計画書等)作成することが難しくなっています。
会社の課題解決に必要、もしくは有効な補助金については、事業計画そのものに関する助言と事業計画書の作成支援をセットで実施しています。
★お客様の事業環境や新規事業の内容によっては、補助金の申請及び受給をおすすめしないこともあります。補助金による新規事業は「諸刃の剣」の一面もありますので、リスクが大きいと判断した際は丁寧にご説明させていただきます。
先の見えない時代のコンパス(羅針盤)に
高度成長時代は社会全体が拡大していたので、がむしゃらに頑張ればそれなりの成果が得られました。
しかし、現代は低成長・人口減少という悪条件が重なり、せっかくの努力が無意味、場合によっては逆効果になる可能性もあります。
今の時代「100%確実」などということはあり得ませんが、ご縁をいただいた方には「できるだけ高い確率」で努力が報われて欲しいと願っています。
体験型研修と戦略MQ会計により、先の見えない時代のコンパス(羅針盤)になることができれば、これに勝る喜びはありません。